「除湿剤を置いているのに、なんだか部屋がジメジメする…」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
私もずっと「除湿=置くだけでOK」だと思っていました。けれど、ある日ふと気づいたんです。湿気って、そんなに甘くない…!
この記事では、40代主婦の私が経験した“湿気との戦い”と、「本当に効果があった除湿対策」を体験談ベースでご紹介します。
市販グッズの限界を感じている方、もっとスッキリした暮らしがしたい方に、きっとヒントになるはずですよ。
置くだけ除湿グッズに頼っていた頃の話
一人暮らしから今の家族暮らしまで、ずっと使ってきたのが「置き型の除湿剤」。
クローゼットにも、洗面所にも、下駄箱にも。とにかく湿気が気になりそうな場所には全部セット!
「これだけやっておけば安心」と思い込んでいました。
でも気がつけば、窓の結露はひどくなる一方。
クローゼットの奥からはなんとなくカビ臭さが…「え?除湿してるはずなのに??」
そんな違和感が積もっていきました。
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“除湿してるのに効かない…”そんな私の梅雨あるある
除湿剤をセットして、「これで安心♪」と思っていたのに──
どうにもジメジメ感が抜けないあの頃。
今思えば、“やってるつもり”だった梅雨の失敗あるあるがたくさんありました。
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クローゼットに除湿剤を置いていたけど、服をびっしり詰め込んで風通しゼロ
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おしゃれな消臭スプレーで湿気臭をごまかすも、ラベンダー×カビ臭の破壊力に撃沈
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「とりあえず全部窓を開ければいい」と思って開放した結果、雨の日の湿気が逆流…
さらに、家族との温度差もストレスの元。
「ちょっと!このお風呂のドア、閉めっぱなしじゃん!」
「また靴、濡れたまま靴箱に…(泣)」
…そんな日々を経て、ようやく本腰を入れて対策を考えるようになったんです。
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もしかして。部屋がジメジメしていた理由
よくよく見直してみると、原因ははっきりしていました。
●置き方に問題があった
除湿剤って、空気の流れが悪い場所ではうまく機能しないんです。
しかも私、収納の奥の奥に隠すように置いていたから、まさに「効かない使い方」をしていました。
●湿気の正体が“見えていなかった”
実は、湿度って感覚じゃわかりにくいもの。
なんとなく「ムシムシする」と思っていたけど、湿度計で測ったら70%超えなんて日もザラ。
…そりゃカビも生えますよね。
●家の構造や生活スタイルも影響していた
お風呂の換気が不十分だったり、洗濯物の室内干しをしていたり。
暮らしの“ちょっとした習慣”が湿気をため込んでいたんです。
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私がやっと見つけた“除湿の正解”とは?
そんなジメジメ生活から抜け出すきっかけになったのが、たった一つの“気づき”でした。
「除湿って、“置くだけ”じゃなくて、動かす・測る・循環させるが大事なんだ…!」
具体的に私が変えたことをまとめると、こんな感じです👇
✅ 湿度計を導入して“見える化”
リビング、寝室、クローゼットなどにアナログ湿度計を置きました。
すると、「えっ、ここそんなに湿度高かったの!?」と驚く場所がいくつも…。
それからは“湿度50〜60%”をキープする意識が持てるようになりました。
湿度計で“見える化”して分かった意外な事実
除湿の正解にたどり着くきっかけとなった、「湿度計」。
数百円で買えるアナログタイプをリビングと寝室に1つずつ置いて、1日過ごしてみると──
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朝6時:72%
(夜間の結露と寝汗の影響?) -
午前10時:65%
(晴れでも高め) -
洗濯物を部屋干しした後:83%
(一気にムワッ) -
夜22時:59%
(換気&扇風機のおかげで下がった!)
「湿度って、こんなに一日の中で変化するんだ…!」とびっくり。
感覚だけで判断していた頃には戻れないほど、“見える湿気”はインパクト大でした。
✅ 珪藻土スティックや吊り下げ型の除湿剤に変更
吊り下げ型の珪藻土は、箱型よりも空気に触れる面積が多くて、速効性と省スペースのバランスが良かったです。
✅ 扇風機やサーキュレーターで空気を「動かす」
朝起きたら、まず扇風機を部屋に一巡させて湿気を流す習慣に。
これだけでも部屋の空気が変わった感じがします。
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意外だった!やらなくてよかった“間違い除湿”
除湿といえば、何かを「足す」ことばかりに目が行きがちですが、実は「やらないほうがよかったこと」もいくつかありました。
❌ 密閉型の収納グッズで逆に湿気がこもる
「湿気を防ぎたいなら密閉がいいでしょ」と思って、収納ボックスや圧縮袋をフル活用していました。
でもこれ、中が蒸れる原因に…!
特に衣類や寝具は、湿気を逃がす素材+こまめな風通しが大切だと実感。
❌ 芳香剤や消臭剤で“ごまかす”
部屋のにおいが気になって、あちこちに芳香剤を置いたことも。
でもそれって、根本的な湿気やカビを取っていないから逆効果でした。
「いい香り」×「カビ臭」って、むしろ混ざるともっと不快になることもあるんですよね…。
❌ 家具を壁にぴったりつけていた
壁と家具のすき間って、湿気がたまりやすい場所。
うちは昔、タンスやソファを壁にべったりくっつけて配置していて、カビを生やしてしまった経験あり…。
今は数センチ空けて風の通り道を作るようにしています。
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これってどうなの?よくある除湿のギモンQ&A
「除湿」といっても、やり方やアイテムがいろいろあって迷いますよね。私もいろんなことを試してきた中で、よくある疑問にぶつかりました。
ここでは、その中から特によく聞く3つの質問にお答えします!
Q1:除湿機と空気清浄機ってどう違うの?
A:目的がまったく違います!
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除湿機
→ 空気中の「水分(湿気)」を吸収する -
空気清浄機
→ 空気中の「ほこり・花粉・におい」などを取り除く
つまり、ジメジメをどうにかしたいなら、除湿機が正解◎
一部の高機能モデルには“除湿+空気清浄”の両方できるものもあるけど、価格も電気代もUPするので用途に合わせて選ぶのがコツです。
Q2:100均の除湿グッズって本当に効く?
A:短期的には“アリ”、でも交換が命です!
タンス用の小さな除湿シートや、炭タイプの除湿袋などは、100円でも十分効果あり。
ただし、吸湿量が少ない分「こまめな交換」が大前提!
放置すると、カビの温床になってしまうこともあるので、2〜3週間に1回はチェックしておくのがおすすめです。
Q3:除湿剤の「置き場所」って、どこが正解?
A:湿気がたまる“下の方”に置くのが基本!
湿気は下にたまりやすいので、押し入れ・クローゼット・靴箱などでは下段に設置がベター。
さらに、空気がこもる場所には扇風機や換気で風を通すのがポイントです!
吊り下げ型ならそのまま吊り下げてOK。
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40代主婦の“除湿ルーティン”1日密着
今ではすっかり習慣になった、1日の除湿ルーティンをご紹介します。
どれも特別なことはしていませんが、「気にするだけでこんなに違うんだ」と思えるポイントがたくさんあります。
☀️朝〜午前
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起床後すぐ、リビングと寝室の窓を5〜10分だけ開けて空気を入れ替え
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クローゼットや引き出しを軽く開けて、風を通す(1時間くらい)
🌤️昼〜午後
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湿度計をチェックしつつ、65%以上なら扇風機をON
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部屋干し時は、サーキュレーターで風を“回す”ように意識
🌙夜〜寝る前
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浴室の換気扇を1時間稼働+脱衣所もドアを開けておく
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ベッドまわりも空気の流れができるよう家具と壁にすき間を作る
ちょっとした“意識の積み重ね”が、湿気知らずの暮らしにつながっています。
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あなたはどのタイプ?湿気ストレス別・おすすめ対策
湿気に悩むポイントって、人それぞれ違いますよね。
そこで、「ありがちタイプ別」におすすめ対策をまとめてみました👇
👕タイプ①:服にカビが生えてショックだった人
→クローゼットの吊り下げ除湿剤+乾燥剤付きハンガー
→除湿剤は背の高い衣類の下側に置くと効果的◎
👃タイプ②:家のにおいが気になる人
→珪藻土+空気の流れの確保(扇風機+窓の換気)
→カーテンやソファカバーなど布製品の定期洗いも大切!
❄️タイプ③:窓の結露がひどくて朝が憂うつな人
→結露吸水テープ+100均の内窓断熱フィルム
→さらに、カーテンの裾が窓に触れないよう工夫すると◎
「自分はどれに当てはまる?」と考えながら読むと、より具体的な対策に結びつきやすくなりますよ✨
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見逃しがち!湿気がたまりやすい“盲点スポット”
日々湿気対策をしていても、「あっ、ここもだった!」と後から気づくことってあるんです。
私が実際に見落としていて、あとからカビの原因になってしまった“盲点”をご紹介します。
🔌①コンセント周辺や電化製品の裏
ホコリがたまりがちで掃除しにくい場所。
そこに湿気が加わると、カビや漏電のリスクも。定期的に掃除機でホコリを吸って、できれば空気の通り道も確保しておくと安心!
🪟②窓のサッシ・レール部分
結露の水が流れ込んでたまりやすいのが窓枠のレール部分。掃除しにくい場所ですが、ここにカビが発生しているケースは多いです。
結露吸水テープを貼るだけでも、水分が下に流れづらくなりますよ!
👟③靴の中・スリッパの裏
足の湿気って意外とバカにできません…。
とくに雨の日に濡れた靴をそのまま下駄箱にしまうと、靴の中にカビが生える原因に!
対策としては、靴用の乾燥剤や珪藻土スティックを入れておく+陰干しルーティンがおすすめです。
これらのスポットは、見た目ではわからない湿気の温床。
「見えないけど、湿気てるかも?」と思ったら、少し気を配ってあげてくださいね🌿
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まとめ|湿気とのつき合い方を変えたら、暮らしが軽くなった
「除湿グッズ、置いてるのになんだかジメジメする…」
そんな違和感を放置していたあの頃。
でも、湿気とちゃんと向き合うようになってから、空気も気持ちも少しずつ軽くなっていきました。
除湿って、特別なことをする必要はないんです。
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湿度を“見える化”すること
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空気を“動かす”こと
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湿気がたまりやすい場所に、ちょっとだけ“気を配る”こと
そのひと手間が、暮らしの快適さに直結しているんだなぁと実感しています。
「なんとなく不快」
「何をやってもスッキリしない」──
そんなモヤモヤを感じていた方に、今日の記事が少しでもヒントになれば嬉しいです。
どうかこの梅雨、ジメジメに振り回されず、気持ちよく過ごせますように。
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おまけ:私が実際に使ってよかった“湿気対策アイテム”3選
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アナログ湿度計
→シンプルで電池不要、置くだけで暮らしが変わる!
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2.珪藻土スティック(繰り返し使える)
→靴箱・衣類ケースにぴったり。天日干しで再利用も◎
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3.吊り下げタイプの除湿剤(クローゼット向け)
→スペースを取らずにサラサラをキープ!
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