はじめに|「浮かない・寒くない・疲れない」コーデって?
ライブに行く日は、やっぱり特別。
お気に入りの服で気分を上げたいけれど、年齢的に「これで大丈夫かな…?」と迷ってしまうことも増えてきますよね。
特に40代以上になると…
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若い子ばかりの会場で、浮いてしまわないかな?
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動きやすさや寒暖差にも気をつけたい
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無理せず“私らしく”ライブを楽しみたい!
そんなふうに、おしゃれ・マナー・体力面のバランスを考えながらコーデを選ぶのが難しく感じることも。
でも、大丈夫。
この記事では、ライブ歴10年以上の筆者が、40代以上の女性に向けて、ライブ参戦ファッションのコツを
「快適さ」「配慮」「自分らしさ」の3視点からやさしくお届けします。
🎤服選びに迷ったときのヒントとして、“ライブ時間”がもっと楽しくなるように寄り添えたらうれしいです♪
40代以上のライブ服、どこが難しいの?
「何を着て行けばいいのか、正直わからない…」
ライブに行きたい気持ちはあるのに、服選びでつまずいてしまう。
そんな声を、実際によく耳にします。
とくに40代以上になると、
「若作りと思われたくない」「でも地味すぎるのもイヤ」
そんな微妙なバランス感覚が求められます。
🎤こんな悩み、ありませんか?
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ライブ会場に行ったら、
まわりが若い子ばかりで浮いてしまった -
動きやすい服を選んだら、
地味すぎて気分が上がらなかった -
おしゃれを頑張ったのに、
寒さ・暑さ・足の痛さでライブに集中できなかった
実はこれ、40代以上の“ライブ初心者あるある”なんです。
👗ファッションで気をつけたい3つのポイント
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無理しないトレンド感
→ ちょっとだけ“今っぽさ”を取り入れるのがコツ -
体温調節しやすい工夫
→ 会場と外の気温差に対応できるアイテム選びが必須 -
足元・荷物・姿勢まで考えた“ライブ仕様”
→ とにかく“快適さ”を甘く見ない!
ライブは“体を動かすエンタメ”でもあります。
「見た目」「動きやすさ」「マナー」、この3つのバランスを整えた服装こそが、40代以上のライブコーデの正解なんです。
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ライブ会場別・気温別の服装の選び方
ライブに何を着ていくかを決めるとき、
大事なのは“会場のタイプ”と“気温”に合わせること。
どんなにお気に入りのコーデでも、
「寒い」「暑い」「動きにくい」と思ってしまったら、ライブに集中できません。
ここでは、よくあるライブ会場ごとの服装選びのコツと、
季節・気温に合わせた“ちょうどいい”調節術をご紹介します。
🎤ライブハウス(スタンディング・小規模)
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基本的にとにかく暑い!と思ってOK
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会場内は人が密集するので半袖1枚でも汗をかくレベル
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冬でもダウンは脱げるように&荷物は最小限に
→ 薄手Tシャツ+軽い羽織り(腰巻き可)+スニーカー
🏟ホール・アリーナ(着席・中規模〜大規模)
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冷暖房が効いているが、場所によって体感差が大きい
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静かなバラードで寒く感じたり、立ちっぱなしで暑くなることも
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脱ぎ着しやすい服があると安心
→ 長袖T+カーディガン or ストール+パンツスタイル
🌤野外・フェス系(屋外会場)
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日中は日差しが強く、夜は一気に冷える
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日焼け・虫よけ・寒さ対策をすべて想定する必要あり
→ UVカットパーカー+キャップ or ハット+レギンス&スニーカー+ウインドブレーカー
🌡気温別の“ちょうどいい”服の選び方(目安)
気温 | 服装のポイント |
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25℃以上 | 汗を吸う素材+半袖 +冷房対策の薄手羽織り |
15〜25℃ | 長袖インナー+ カーディガンor ストール |
15℃以下 | ✔暖かめトップス+インナーダウン ✔厚手アウター+ヒートテック必須 |
☝️「寒かったら着ればいい」はNG。
→ 会場では荷物になる&邪魔になるため、“軽くて調節できる服”を事前に選んでおくのが鉄則です!
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実際にやって失敗した!ライブコーデNG集
ライブの日は気合いが入るぶん、「これ大丈夫かな?」と不安になるもの。
でも、実際にやってみて“あ、これは失敗だった…”と気づくケースって意外と多いんです。
ここでは、ライブに行く前に知っておきたい、
「やりがちだけど後悔した」NGファッション例を体験談ベースでまとめました。
❌ヒールのある靴で足が限界に…
「おしゃれしたくてローヒールのブーツにしたら、途中で足がつってしまって…」
「見た目はいいけど、立ちっぱなしで指がしびれて感覚なくなった」
→ ライブは基本“長時間立つ”前提!
足が痛いとパフォーマンスに集中できません。歩きやすさ最優先でOK!
❌ワイドパンツ・ロングスカートで足元がもたつく
「階段や座席で裾を踏んでしまってヒヤッとした」
「スタンディングで足を広げられず、バランスを崩した」
→ 会場によっては段差や混雑が多く、裾の長い服は危険。“ちょっと短め”がライブでは動きやすくて正解◎
❌派手なアクセやバッグでぶつかってしまった
「トートバッグが邪魔で後ろの人に何度もぶつかってしまった」
「ライブ中にピアスが落ちて、それが気になって仕方なかった」
→ 揺れる・尖った・重いアイテムはトラブルの元。軽くて体にフィットするものを選ぶのが◎
❌体温調節を軽く見て大失敗
「冬だったけど、会場内はめちゃくちゃ暑くて汗だくに…」
「逆に夏でも冷房直撃で寒くて凍えた」
→ 会場の温度はコントロールしにくいからこそ、重ね着&脱ぎやすさ重視がマスト!
ライブに“正解コーデ”があるとしたら、それはきっと「動きやすくて、心から楽しめる服」です。
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年齢を気にせず楽しむ!ライブコーデの考え方
「ライブに行ってみたいけど、もう若くないし…」
「周りが若い子ばかりだったら浮いちゃうかも」
そんなふうに感じて、一歩を踏み出せずにいる人もいるかもしれません。
でも、ライブは“年齢”ではなく“気持ち”で楽しむもの。
今では、50代・60代・70代で推し活を楽しむ方もどんどん増えています。
💬大切なのは“似合う”を知って、自分らしく楽しむこと
「若い子みたいに短いスカートやロゴTを着なきゃいけない」なんてことはありません。
むしろ40代以上には、落ち着いた色合いのライブTをシンプルに着こなす格好良さがあります。
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きちんと感のあるジャケットとスニーカーで“こなれ感”
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落ち着いたワンピースに推しカラーのカーディガンを肩がけ
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小さめアクセサリーやネイルで「推し」を仕込む楽しさも◎
💡“浮かないように”より、“好きな自分でいられるように”
もちろん、TPOや会場の雰囲気を読むことは大切。
でも一番大切なのは、「自分が楽しくいられるか」という気持ちです。
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少しおしゃれして行ったライブで、ふとステージから目が合った気がしてうれしかった
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推しカラーのネイルを見て、自分だけの“ライブモード”にスイッチが入った
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周りの目を気にせず笑っていたら、隣の席の人と自然に仲良くなれた
そんな瞬間こそが、年齢を超えたライブの醍醐味なんですよね。
それが、40代以上のライブコーデの正解なのかもしれません。
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年代別|40代・50代・60代以上のライブコーデアドバイス
「40代以上」とひとまとめにされがちだけど、
実は年齢ごとに、感じる体の変化やファッションの悩み、好みも変わってきます。
ここでは、年代別に“あるあるな悩み”と“コーデのポイント”をまとめました。
👠40代:ちょっとトレンド感も楽しみたい世代
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若作りに見られたくないけど、おしゃれはしたい
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体型変化で「何着ても似合わない…」と感じる日も
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子育てがひと段落して、“推し活”を再開したばかり
コーデのポイント
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シンプル+どこかに“今っぽさ”をひとさじ
→ 例:ワイドパンツ+ライブT+細ベルト -
体のラインを拾いすぎないゆるめシルエット
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アクセや靴、バッグで“差し色”&こなれ感をプラス
👚50代:上質感と機能性を両立させたい世代
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更年期の関係で、暑さ・寒さ・ムレに敏感
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長時間立つと腰や足がしんどくなりがち
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会場の若い子たちのファッションと差が気になる
コーデのポイント
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通気性・吸湿性の高いトップス+羽織り
→ 例:綿混素材のブラウス+リネン混ジャケット -
パンツはストレッチ性のあるテーパード系がおすすめ
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ネイル・ストール・推しカラーの小物で“品よくライブ感”
👒60代以上:無理せずおしゃれを楽しみたい世代
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年齢的に「浮かないかな?」と心配になりやすい
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足腰への負担が気になる
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“推しに会うから少しだけ背筋を伸ばしたい”気持ちもある
コーデのポイント
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ロング丈のシャツワンピや羽織りで、安心感と動きやすさを両立
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座席ありの会場では“上半身”に映える色や柄を
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ライブ仕様のスニーカーや軽めのバッグで足腰にやさしく◎
“控えめな華やかさ”が、ステージからもちゃんと届きますよ。
🧥 ちなみに、50代、60代のライブコーデに悩んだら…
若い人向けのライブ服が多い中、「動きやすさ」と「大人らしさ」のバランスが取れたブランドとしておすすめなのが
DoCLASSE(ドゥクラッセ) です。
上質な素材感とゆとりのあるシルエット、さらに肌なじみのいいカラー展開で、ライブ会場でも浮かずにおしゃれ見え。
「大人カジュアルが好き」
「でも安っぽく見えるのはイヤ」そんな方にぴったりです。
私はいつもここでお買い物しています。
特にパンツ系は年齢によるお腹のふっくら感を考慮してゆったり作られているので、長時間はいていても本当に楽。体型が気になる私のような悩みのある人のライブファッションとしておすすめですよ。↓
バッグと持ち物、どうしてる?ライブに必要な荷物の選び方
ライブの日、服装が決まったあとで意外と悩むのが「バッグと持ち物」。
特に40代以上のライブ参戦では、「あれもいるかも」「これも不安で…」と、つい荷物が増えてしまいがちですよね。
でも実際には、ライブ中に本当に必要なものって意外と少ないんです。
🎒どんなバッグがベスト?
ライブでは、両手が空くコンパクトなバッグが基本。
スタンディング・座席問わず、周囲との距離が近いため、大きなトートやリュックは邪魔になりやすいです。
おすすめは、以下の3タイプ:
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ショルダーバッグ(斜めがけ)
→ ライブTにもなじみやすく、財布・スマホ・タオル程度なら余裕で入るサイズ感。 -
サコッシュやウエストポーチ
→ とにかく軽量&動きやすい!混雑するライブハウスでは特に◎。 -
サブバッグはロッカーへ
→ 会場到着後、アウターや折りたたみ傘、飲み物などはロッカーに預けると、動きやすさが段違いに!
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👜持って行ってよかった!“本当に必要だったアイテム”
では、40代以上のライブ参戦者が「これは持っててよかった!」と感じたアイテムを、1つずつ詳しく紹介します。
👜① スマホとチケット(紙 or 電子)
これは当然ですが、チケット忘れは意外と多い失敗のひとつ。
紙チケットの人はスマホと分けず、同じポーチやバッグに入れておくと安心。
電子チケットの人は、スマホの電池残量にも要注意!
👜② モバイルバッテリー
「待ち時間が長くてスマホを使いすぎた…」というライブあるあるを防ぐために、軽量タイプのバッテリーが1つあると安心です。
写真・SNS投稿・帰宅時の連絡などにも必須!
👜③ ハンドタオル or 汗拭きシート
夏場のスタンディングライブでは必須。
また、空調が強い会場では寒暖差で汗が冷えてしまうこともあるので、タオルでさっと拭けると快適です。
👜④ ウェットティッシュ
座席を軽く拭きたいときや、手を清潔に保ちたいときに◎。
食べ物を食べた後、グッズ購入後の手のベタつきにも便利です。
👜⑤ マスク・のど飴(必要に応じて)
声出しOKの会場でも、マスクをしたい人も多いです。
のどが乾燥しやすい季節は、ポケットに1〜2個のど飴を入れておくと安心感があります。
小さめバッグで身軽に動けたほうが、ライブそのものをもっと楽しめるんです♪
まとめ|“配慮・快適・自分らしさ”を大切に
ライブ参戦のファッションは、
「おしゃれしたい」「浮きたくない」「動きやすくしたい」
そんな気持ちがいっぺんに押し寄せて、悩んでしまいがち。
でも大切なのは、誰かと比べることではなく、自分らしく楽しめること。
✔会場や気温に合わせた“ちょうどいい服装”で快適に
✔他の人に配慮したアイテム選びで、気持ちよく過ごす
✔推しカラーや小物、ヘアアレンジで自分らしさを演出
年齢を重ねても、ライブは“自分が輝ける場所”。
おしゃれも気配りも、そのままあなたのライブスタイルになります。
☘️「行ってよかった」「また来たい」
そう思えるライブのために、“自分に合った正解コーデ”を探してみてくださいね♪
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