義実家からの贈り物。
気にかけてくれているのはうれしいけれど、
「ちょっと趣味が合わないかも…」
「また冷蔵庫がいっぱいに…」と、
正直、戸惑ってしまうこともありますよね。
相手に悪気はない。
むしろ「喜ばせたい」「仲良くなりたい」――そんな思いが伝わってくるからこそ、
どう扱えばいいか分からず、もやもやしてしまうのが本音です。
でも、実は義母の側も、
「これでいいのかな?」
「失礼じゃないかな?」と
手探りで贈り物を選んでいる“義母1年生”かもしれません。
この記事では、そんな義実家からの“ありがた迷惑ギフト”にまつわる
よくあるパターンとその対処法、
さらに角を立てずに断るための言い方や、
義母側の気持ちに寄り添うヒントまで、やさしくまとめました。
受け取る側も、贈る側も、
ちょっとラクになる関係を見つけていけますように。
義実家から届く“ありがた迷惑ギフト”あるある
義実家からの贈り物は、「気にかけてもらってありがたい」と思う反面、
「またこれ…!どうしよう…」と頭を抱えてしまうことも。
ここでは、実際によくある“ありがた迷惑ギフト”のパターンを紹介します。
■ サイズが合わない&趣味じゃない服
「安かったから!」
「似合いそうだと思って」
そんな言葉と一緒に届くのは、フリル多めのブラウスや、
サイズが合わないワンピース。
ありがたいけど、タンスの奥にしまったままになってしまうケースも…。
■ 大量の手作り食品や野菜
✔漬物や煮物のタッパーが何個も
✔実家の畑で採れた野菜をどっさり
✔食べきれない手作りジャムや梅干し
冷蔵庫が埋まってしまったり、家族の好みに合わなかったりで、
「ありがたいけど処理が追いつかない…」と困ってしまうことも。
■ 家に合わない雑貨・インテリア小物
✔大きめの花瓶
✔派手な色柄の置物
✔「縁起がいいから」と渡される達磨や干支の置物など…
気持ちはわかるけれど、正直「どこに置けば…」と悩んでしまうものもありますよね。
■ 子どもにだけ大量のキャラクターグッズや服
「孫が喜ぶと思って♪」と送られてくる、
キャラものの服やおもちゃ、文房具。
量が多すぎたり、使わないものが混ざっていたりして、
親としてはありがたい半面、管理や収納にひと苦労。
こうした“ありがた迷惑”は、
贈る側に悪気がないだけに、本音を言いづらいのが一番の悩みどころ。
だからこそ、無理なく上手に受け取るコツや、
気まずくならない対応方法を知っておきたいところです。
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無理しすぎない“受け取り方”のコツとやさしい対処法
義実家からの贈り物は、相手に悪気がないからこそ、
「いらない」とは言えないし、「ありがとう」と言って受け取るしかない――
そんなふうに感じて、疲れてしまっている人も少なくありません。
ここでは、罪悪感や気まずさをできるだけ減らしながら、
自分の暮らしや気持ちも大切にするための“やさしい対処法”をご紹介します。
① いったん受け取って「仕分け」する前提で考える
届いたその場で「全部ありがたく使わなきゃ」と思う必要はありません。
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食品なら
食べるもの/冷凍ストック用/譲るもの -
雑貨なら
使えるもの/しまっておくもの/手放すもの
まずは「仕分ける」前提で受け取ると、心がラクになります。
② すぐに無理なら「誰かに譲る」のもあり
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実家の母やきょうだいに「これ好きそう?」と声をかける
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ママ友に「義母からいただいたんだけど、よかったら…」とシェアする
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フリマアプリやバザーに出す
(未使用・賞味期限内に限る)
「うちでは使わないけど、誰かに喜ばれるなら」と思えば、罪悪感もやわらぎます。
③ 収納場所やスペースに制限をつける
義実家グッズ専用の「一時保管ボックス」をつくって、
収納ルールを決めると、「もらったらとにかく押し込む」生活から解放されます。
いっぱいになったら手放すタイミングの目安に。
④ 「すぐに使う」とは限らないことを伝える
贈られるたびに「使ってる?」と聞かれるのがプレッシャーになるなら、
先にこんな一言を添えておくのもおすすめです。
「ありがとう、でも今ちょうど同じようなの使ってるから、ストックにさせてもらうね」
「冷凍して少しずつ大事に使わせてもらうね」
こうすれば、“今すぐに使っていない=無駄にしている”と思われにくくなります。
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それとなく伝える&断るときのやさしい言い方
義実家との関係は、できれば波風を立てずにいたいもの。
だからこそ、「これはもういらないです」とはなかなか言いにくいですよね。
ここでは、角を立てずに“やんわり断る”ための伝え方を、パターン別にご紹介します。
■ パターン①:同じものをもらい続けるときに
✔「この前いただいた分、まだたっぷり残ってるんです。ありがたくて、ゆっくり使わせてもらってます」
✔「しばらくはいただいた分で間に合いそうです。ありがとうございます!」
👉 “まだあるから”を理由にすると、受け取り拒否ではなく「タイミングの問題」にできて角が立ちません。
■ パターン②:食べきれない量・合わない味の時に
✔「最近、家族の食べる量が減ってきてしまって…。せっかくいただいても残してしまいそうで心苦しくて」
✔「味が濃いものに慣れてしまって、子どもが食べてくれないんです。体のことを考えて下さったお料理なのに…。私もこれから濃い味を卒業できるよう料理の腕を磨きますね。ごめんなさい。でも気持ちは本当にうれしいです」
👉 家族や体調を理由にすることで、主語が“自分”でなくなりやわらかくなります。
■ パターン③:雑貨・服など、好みと違うもののときに
✔「もったいなくて使えないくらいきれいで…ついつい仕舞い込んじゃってます」
✔「かわいすぎて私の顔には似合わないかもしれないです」
👉 “褒めている風”に伝えることで、「受け取ってるけど活かせない」を自然に伝えられます。
■ それでも言いづらいときの“防御的な定型句”も
✔「最近、物を増やさないようにしてて…できるだけシンプルに暮らしたいな〜と思ってるんです」
✔「収納がもう限界で…。気持ちはうれしいのに、もったいなくて申し訳なくて…」
👉 この「暮らし方の変化」に寄せた理由づけは、相手に罪悪感を与えず断る鉄板フレーズです。
大切なのは、無理して受け取らなくても、気持ちはちゃんと伝わるということ。
「ありがとう」は心で伝えて、
自分の暮らしもやさしく守っていけるといいですね🍃
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義母だって“義母1年生”|頑張ってくれている気持ちも、ちゃんと見えてる
もらったものに戸惑ったり、
「どうしてこんなものを…」と思ってしまうこともあるけれど、
ふと考えてみると――義母だって、まだ“義母としての経験”は始まったばかり。
義母側にも、「何を贈れば喜ばれるんだろう?」
「距離感がわからないけど、せめて何か渡したい」
そんな手探りの思いがあるのかもしれません。
■ 「喜ばせたい」けど、正解がわからない
贈り物のセンスや量にギャップがあっても、
それは“まだ慣れていない”というだけのこと。
義母だって、初めて「嫁」や「孫」を持つ立場になり、
どう接したらいいのか、きっと迷いながら歩いている途中です。
■ だからこそ、できるだけやさしく受け取れたら
無理して笑顔になる必要はないけれど、
「ありがとう、気にかけてくれてうれしいです」と言葉で伝えるだけでも、
相手はほっと安心するものです。
それがうまくいけば、次からは
「こういうのが喜ばれるんだな」と思ってくれるかもしれません。
贈り物って、モノ以上に、“気持ちのキャッチボール”なのかもしれません。
一方的に受け止めるのではなく、
やさしく返すことで、少しずついい距離感が育っていくのかもしれませんね。
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知っておこう。実は義母も困っている?お嫁さんから届く“困ったお返し”とは
義実家からの贈り物に「ちょっと困ったな」と感じることがあるように、
実は義母の側も、お嫁さんからのお返しに戸惑っていることがあるのをご存知ですか?
■ 「高価すぎて気を遣う」「お返しが続くのがつらい」
義母世代にとっては、
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価格が高そうなお菓子
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おしゃれすぎる雑貨や化粧品
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ブランドの贈り物
などは、「気を遣わせてしまったかも…」と不安になることも。
また、お返しのやりとりが毎回続くと、
「そろそろ終わりにしたいけど、やめ時がわからない…」という悩みも生まれます。
■ “お返し”よりも“気持ち”のやりとりがうれしい
実は、多くの義母世代がうれしいのは、
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「ありがとう」の手書きのメッセージ
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子どもの写真つきの一言カード
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電話やLINEでのちょっとしたやりとり
といった、“感謝の言葉”や“交流”なんです。
贈り物でなくても、ちゃんと伝わるものがあるからこそ、
お返しに悩みすぎなくていいのかもしれません。
■ “やさしい終わらせ方”を考えてもいい
もし贈り合いが負担になってきたら、
たとえばこんな伝え方もできます。
「次からはお互いなしにしましょうね。気持ちだけでじゅうぶん嬉しいので」
義母側も「実は助かる…」と思ってくれること、案外多いものです。
贈る・もらうのやりとりも、無理のない関係性の中で育てていけたら。
そのきっかけになるのは、ちょっとしたやさしい一言かもしれません。
とはいえ、「自分もいつか、誰かに“ありがた迷惑”と思われてしまっているかも…?」と
ふと不安になること、ありませんか?
とくに、義母へのお返しや季節の贈り物など、
何を贈ればいいのか悩んでしまう…という声はとても多いものです。
そこで最後に、“もらって困らない”と評判の贈り物アイデアを、
口コミや実体験にもとづいてご紹介しておきます。
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もう悩まない!“もらって困らない”義母ギフトおすすめ5選
義母への贈り物は、何かと気を遣うもの。
だからこそ、実用的・ちょっと上質・負担にならない――この3つが揃ったギフトが、結果的にいちばん喜ばれやすいんです。
① 高級フルーツゼリー(銀座千疋屋・たねや など)
銀座千疋屋 銀座フルーツクーヘン(16個入)[送料無料][ポイント2倍]~ 御中元 お中元 父の日 バームクーヘン ケーキ タルト 焼き菓子 詰め合わせ ギフト 贈り物 フルーツ スイーツ プレゼント お菓子 内祝い 誕生日 お祝い 快気内祝 送料無料 千疋屋 ~
見た目も美しく、個包装&日持ちもばっちり。
「甘いものが好きな義母には鉄板!」という声多数。
② 茅乃舎のだし・スープセット
茅乃舎だし 久原本家 8g×30包 茅乃舎 だし かやのや かやのやだし 出汁 粉末 煮干 贈答 無添加 あごだし かのや かのやだし だしパック 昆布 酵母エキス お中元 ギフト
上品な風味で料理好きな義母に人気。
“消えもの”なので気兼ねなく贈れます。
③ 今治タオルの上質なペアセット
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実用性と高級感を兼ね備えた贈り物。
香りがない分、使いやすく万人受けしやすいアイテムです。
④ スターバックスカードやカフェチケット
金額も選べて“使う楽しさ”がある体験型ギフト。
「物じゃなくて気持ちだけ」というときにもぴったり。
👉スターバックスのお店やラインで購入できます。
⑤ 婦人画報やDEAN & DELUCAのカタログギフト
【エントリーでポイント10倍】DEAN&DELUCA ギフトカタログ(ブックタイプ) <CHARCOAL-BC(チャコール-BC)> 内祝い 結婚祝い 結婚内祝い 出産祝い 引き出物 カタログ ギフト おしゃれ 結婚 快気 内祝 引出物 引っ越し 新築 お祝い お返し ディーン アンド デルーカ
最近は“センスのいいカタログ”が増加中。
義母世代にも「選ぶ楽しさがある」と好評です。
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🎀ちょっとしたひと言を添えて
贈り物に、「いつもありがとうございます」や
「これからもよろしくお願いします」といったひと言が添えられているだけで、
相手の受け取り方もぐっとやさしくなります。
“物より気持ち”を添えることも、素敵な贈り方の一つです🍃
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まとめ|“ありがた迷惑”の奥にも、たしかな気持ちがあるから
義実家から届く贈り物に、
「ありがたいけど正直ちょっと困る…」と感じること、誰にでもあると思います。
でも、その“ちょっとしたモヤモヤ”の奥には、
贈る側も受け取る側も、
「喜ばせたい」「嫌われたくない」「ちゃんとしたい」――
そんな思いが重なっているのかもしれません。
だからこそ、
・いったん受け取って仕分けする
・気まずくならないように工夫して伝える
・ときにはやさしく距離をとる
そんな“無理のない受け取り方”を知っておくことは、
自分の暮らしと心を守るだけでなく、
相手との関係をやさしく続けるためのヒントになります。
義母だって、まだ“義母1年生”かもしれない。
お返しに悩むのは、実はお互いさまなのかもしれない。
そんな視点が加わるだけで、関係の空気はふっと和らぎます。
贈る・もらう・断る――
すべてを「やさしい選択肢」の中で見つけていけたら、
これからもっとラクに、しなやかに、心地よく過ごしていけそうですね。
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