「え、もうないの?」
気づけばトイレットペーパーが空になっていて、
あわててストックを取りに行く──そんな経験、ありませんか?
家族の誰かが多めに使ってるのか、
それとも自分が無意識に使いすぎてるのか…。
とにかく、なんだか減りが早い気がする。
しかも、買い忘れると意外とストレスになるし、出費もじわじわかさむ。
そこで今回は、主婦たちのリアルな「消費量の目安」と、
私が試してよかったちょっとした節約の工夫をご紹介します。
我慢しすぎず、ムリなく続けられるコツで、
「気づいたらない!」のモヤモヤを、ちょっとずつ減らしていきましょう。
トイレットペーパーって、どうしてこんなに減るの?
ふだん何気なく使っているトイレットペーパー。
でも、ある日ふと「え、なんでこんなに減ってるの!?」と驚いたことはありませんか?
実は、意外な“減りやすさ”の理由が、いくつかあるんです。
● 無意識に“多め”に使っている
使うときに、ついビビッと2〜3回多めに引いていませんか?
トイレットペーパーは軽くて感触もやわらかいので、感覚よりも多く巻いてしまうクセがつきがち。
「なんとなく」で使っていると、1回のトイレで1メートル以上使っていることも…。
● 家族の使い方がバラバラ
「1人で使うときより、家族と使うとすごいスピードで減る気がする」
──これ、よくある主婦の実感です。
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子どもが“安心のために多めに使う”
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パートナーが“ふわっと感覚派でぐるぐる巻き”
-
トイレのたびに掃除がわりに何回も使う…など
家族それぞれの“こだわりスタイル”が、減りの速さに影響しているかもしれません。
● 来客時に一気に減ることも
来客があった日のあと、「えっ、半分くらいなくなってる?」と驚くことも。
おもてなし用にふんわり良いトイレットペーパーを置いている場合、
その分、使われる量も多くなることがあります。
※もちろん悪気があるわけではなく、気持ちよく使ってくれた証拠😊
● 実は「減っていく姿」が目に入りやすい
トイレットペーパーは、使うたびに見た目がどんどん小さくなるので、
他の日用品より「減ってる感」が目立ちやすいのも事実。
洗剤やティッシュよりも、“目に見える消耗”が大きいから、
「すぐなくなる」と感じやすいんですよね。
こうして見ると、トイレットペーパーの“減るスピード”には、
ちゃんと理由があったんです。
次は、気になるその「消費量」について、主婦のリアルな声とともに見ていきましょう📏✨
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主婦たちのリアルな消費量ってどれくらい?
「なんだか減るの早いなあ」と感じていても、
実際にどれくらい使ってるのか、意識して計ったことって意外と少ないですよね。
ここでは、平均的なデータと、リアルな主婦の声から
“現実的な使用量の目安”を見てみましょう。
● 1人あたり、1か月に何ロール使う?
トイレットペーパーの一般的なスペックはこんな感じです:
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1ロール(シングル):約60〜65m
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1ロール(ダブル):約30〜35m
1回のトイレで使う量は、平均50cm〜1m前後とされています。
この数字からざっくり計算すると…
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1日:おおよそ3〜5m使用
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1か月:約90〜150m(※個人差あり)
つまり、シングルなら約1.5〜2.5ロール/月
ダブルなら約3〜5ロール/月 が目安となります。
● 世帯人数別のざっくり目安(あくまで参考!)
世帯人数 | 月の消費量(ロール) |
---|---|
1人暮らし | 2〜4ロール |
2人家族 | 4〜8ロール |
3〜4人家族 | 6〜12ロール |
5人以上 | 10〜16ロール以上 |
● SNSでよく見る声は…
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「子どもがめちゃくちゃ使うから週に1回補充してる」
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「夫が“安心感”で3〜4重にして拭いてる(笑)」
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「1か月12ロール入りを2回買うのが我が家のペース」
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「3人家族なのに、1週間で1パック消えるのなんで…?」
体感と計算が合わない…という声も多く、「うちだけじゃないんだ」と安心する人も多いようです。
次は、そんな「減りやすさ」を少しでも抑えるために、
私が試してみて効果を感じたちょっとした節約の工夫をご紹介します🌱✨
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地味だけど効いた!私が試してよかった節約術
トイレットペーパーって、ガマンして節約しようとすると、ストレスがたまって逆効果になることも。
だから私は、“ムリなくちょっと意識するだけ”を心がけています。ここでは、小さな工夫だけど意外と効いた節約術をいくつかご紹介します。
① ミシン目で切るクセを見直す
多くの人がやっている「ビリビリッ」とミシン目で切る動作。
あれ、意外と多めに使っちゃってる原因になることも。
ちょっと手を添えて、必要な長さだけをくるくる巻いて使うように意識すると、
使いすぎを防げます。
私は「2回巻く」が自分にとっての最適量だと気づいてから、
無駄がぐんと減りました。
② ダブル→シングルへの切り替えを検討してみる
ダブル派の人も多いと思いますが、
もし違和感がなければ、シングルに変えるだけで消費量が約半分になる場合も!
最近のシングルタイプは紙質も柔らかくなっていて、
「意外とイケるかも」と感じることが増えています。
最初は違和感があっても、1週間くらいで慣れる人も多いですよ。
③ 家族に“ちょっと意識して”と伝えるだけでも違う
トイレットペーパーの使い方って、意外と家族みんなクセが違うもの。
そこで、
「最近減るの早いから、ちょっと気をつけて使ってもらえると助かるな〜」
と、やんわり伝えてみたら…意外と効果アリでした!
言われた方も「そんなに使ってたんだ…」と気づくきっかけになったみたいです。
④ ストックを“見せない場所”に置く
見える場所にストックがたくさんあると、
なんとなく「たくさんあるから大丈夫」っていう安心感から、
無意識に使いすぎてしまうことも。笑
逆に、「今ある分だけでやりくりしよう」という気持ちになると、
自然と意識が変わってきます。
“見えないけどちゃんとある”が、いちばんちょうどいいのかもしれません。
どれも今日からできるちょっとした工夫ですが、
積み重ねていくと意外としっかり節約に。
次は、「買い方」にまつわるコツを見ていきましょう🛒📦
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買い方にもコツがある!?“ちょうどいい備蓄”の見つけ方
トイレットペーパーって、「安いから」とついまとめ買いしがち。
でも、買いすぎると場所をとったり、管理が大変になったり…。
ここでは、“使う量に合わせたちょうどいい買い方”を見つけるヒントをご紹介します。
● まとめ買い=お得とは限らない?
大容量パックは1ロールあたりの単価が安く見えますが、「実際は紙質が薄くて使う量が増えた」なんてケースも。
また、収納スペースが圧迫されると、生活の快適さが下がることもあります。
買い物に行く頻度や、ストック管理の手間を考えて、「何ロールあれば安心か」を家庭ごとに見直すのがポイントです。
● 1ロールあたりの単価、どう見る?
お店やネットで買うとき、“1ロールあたり○○円”で見るのが基本。
たとえば…
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12ロール入りで398円 → 約33円/ロール
-
18ロール入りで498円 → 約27円/ロール
さらに、長さ(メートル)も要チェック!
同じ値段でも、60m巻きと50m巻きではコスパがぜんぜん違います。
「長さ÷価格」で“1mあたりの値段”を出すのも、上級テク✨
● 保管スペースと相談しながら決める
いちばん大事なのは、“自分の家に合ったストック量”を把握すること。
たとえば、
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トイレに2ロール+洗面所に6ロールがベスト
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月1で12ロールを買うルーティンにしている
-
防災用の12ロールは別に管理している
など、「どこに何個あるかが把握できる量」がベスト。
たくさんあっても管理しきれなければ、それは「在庫」じゃなく「放置」になっちゃうから…。
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まとめ|“減りすぎ”のモヤモヤを、ちょっとずつ減らそう
トイレットペーパーって、毎日なんとなく使っているけれど、
気づけば「もうない」「また買わなきゃ」が繰り返されるアイテム。
だけど、ちょっとだけ使い方を意識したり、
買い方や置き方を見直すだけで、
ストレスも出費もほんの少し、やわらぐものなんです。
・巻き取り方のクセを見直してみる
・家族と使い方をシェアしてみる
・買い方やストック量を“ちょうどよく”調整してみる
それだけでも、「気づいたらなくなってた」のモヤモヤは、
きっと減らせるはず。
無理してガマンする節約じゃなくて、
“心地よく続けられる工夫”を、暮らしの中に取り入れていけたらいいですね。
🔗関連記事まとめリンク
ちなみに、トイレットペーパーまわりのお悩みは「節約」だけじゃなく「置き場所」や「捨て方」にもあるあるがたくさん。
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▶︎ 捨てる前に見て!トイレットペーパーの芯、主婦の再利用アイデア7選
