朝の支度中、ふと横を見ると…
テーブルの上に、くしゃっと丸まったティッシュが3つ。
床にも1枚、落ちてる。
え?ティッシュ箱、さっき新しかったよね?
うちの子、いつの間にこんなに使ったの…!?
――なんてこと、ありませんか?
子どもって、とにかくティッシュをよく使います。
それも、惜しみなく、豪快に。
「1枚で十分なはずなのに、なぜか5枚まとめて引っ張り出してる」
「ティッシュで工作してる!?しかも床にバラまいてる!」
そんな“ティッシュ問題”に、日々悩まされているご家庭は意外と多いんです。
この記事では、そんな子どもならではの「ティッシュあるある」を振り返りながら、
怒らずに、ちょっと工夫でできる対策アイデアをご紹介していきます。
ティッシュ箱の減りに驚かされる毎日から、
「まあまあ、これも成長ね」と笑える暮らしへ。
一緒にゆる〜く、ティッシュとの付き合い方を見直してみましょう🍀
なぜ子どもはティッシュを使いすぎるのか?
“1枚じゃ足りない”という謎のこだわり
子どもって、どうしても1枚じゃ満足しないみたいで、
「とりあえず3枚」「ちょっと拭くだけで5枚」なんてことが日常茶飯事。
ティッシュ=たくさん使うと安心、という謎のこだわりがあるようです。
特に、鼻をかむ時や、口をふく時などは、
“豪快に使ったほうがキレイになる”と思っていることも。
ティッシュが“ふわふわの紙のおもちゃ”に見えている
大人にとっては消耗品でも、子どもにとっては「ふわふわしてて気持ちいい紙」。
-
ちぎる
-
丸める
-
投げる
-
並べる
とにかく触ってるだけで楽しい存在なんですよね。
感覚遊びの一環として、つい手が伸びてしまうのも無理はありません。
自分でやってみたい!の気持ちの表れ
「自分で鼻をかむ」「自分で口を拭く」
――これ、親としてはうれしい成長ですが、
この“自主性”が爆発すると、やたらと頻繁に&大量にティッシュを使い始める傾向が。
たくさん取って、自分でやった感を味わうのが満足ポイントなんですね。
取りやすい=使いたくなる
箱ティッシュって、片手でスルッと取り出せる便利さがありますよね。
でもこの「取りやすさ」、子どもにとっては“何枚でも引っ張り出せる楽しい仕組み”になっちゃうんです。
まるでエンドレスなガチャガチャみたいに、次から次へと…
気づけばティッシュが机いっぱいに、なんてことも。
.
子どもティッシュあるある5選
子どもとティッシュの関係って、もはや「小さな戦い」。
怒るほどじゃないけど、毎日ちょっとイラッとくる“ティッシュ問題”のあるあるを、まとめて振り返ってみましょう。
🧻① 1枚でいいのに、なぜか5枚引き抜く
「それ、今そんなに必要!?」って思わず突っ込んじゃうくらい、
1回でドサッとまとめ取りするのが子ども流。
ティッシュが“枚数の暴力”で解決する魔法の紙に思えてるのかも?(笑)
🧻② 使わずに床に置いて、そのまま忘れる
ティッシュを取って、何かを拭いて…
気づいたら、そのままポトンと床に。
まだ使えるのか使えないのかわからない、謎の“半使用ティッシュ”が、部屋の片隅に落ちてることも。
掃除機で吸っちゃいそうになるあの感覚、わかる人〜!🙋♀️
🧻③ 鼻をかんだティッシュが山盛り
風邪や花粉症の季節になると、ティッシュ問題はさらに深刻。
子どもは鼻をかんでも丸めないし、ゴミ箱にも入れない。
机の上に、しわくちゃ山脈がそびえ立つ…!
「これ何合目?」って思うレベルで積み上がります(笑)
🧻④ 水に濡れてビチャビチャなティッシュのかたまり
口をふいて → 洗面所にポイ → 誰かが踏む →
ビチャッ…「ひゃああああ!」となるあの謎の感触。
濡れたティッシュほどイヤなものって、他にあまりないですよね。
しかも、足裏にペターッと貼りついてくる…。
🧻⑤ 新品ティッシュを全部出して、花びらにして遊ぶ
「なんか静かだな〜」と思って覗いたら、
ティッシュ箱がカラ…中身がぜんぶ出されて、
部屋中にふわふわの花びらみたいなティッシュが舞ってる!
本人はドヤ顔で「きれいでしょ〜♡」なんて言ってたりして、怒れないけど泣きたくなるやつ。
あるある地獄を乗り越えた先には、
ちょっと笑えて、やさしく見守れる未来がある…はずですよね。きっと。
.
怒らないで!ティッシュ使いすぎ対策アイデア
子どもがティッシュを使いすぎると、
つい「こら!そんなに使わないで!」って言いたくなっちゃいますよね。
でも、怒ってもまたやるのが子ども…。むしろ、注意される=注目されてうれしいと思ってる節もあったりします。
だからこそ、“叱る”より“仕組みでゆるく制限”がコツ!
おうちで気軽にできるアイデアを、いくつかご紹介します。
🧠【対策①】「1回で1枚」ルールをゲームにする
「鼻をかむ時は、ティッシュ1枚チャレンジ!できたらハナマル!」
「テーブル拭きは1枚でクリアできたらシール1個!」
…など、ゲーム感覚にすると、“使いすぎないこと”が楽しくなるんです◎
達成感が味わえると、子ども自身も満足してくれることが多いですよ。
🧠【対策②】取り出しにくいケースを使って“ゆるく制限”
箱ティッシュの取り出しやすさ=無限の誘惑。
そこであえて、片手じゃ取り出せないタイプのケースを使うのもアリ!
-
フタつきケース
-
ポケットティッシュを箱代わりに使う
-
おしりふきケースに詰め替えてスローダウン
ティッシュを“ちょっとめんどくさい存在”にすることで、自然と消費が減ることも◎
🧠【対策③】「子ども専用ティッシュ」をあげて満足感アップ
子どもって、「これは自分の!」ってなると、ちょっとだけ使い方が慎重になります。
100均でかわいいティッシュケースを買って、
「これは〇〇ちゃんのティッシュだよ〜」と渡すと、自分で管理したい気持ちが芽生えることも。
あえて“子どもサイズの特別枠”を作ってあげるの、意外と効きますよ。
🧠【対策④】布ふきん&お手伝いセットで代替案を用意
拭きたくて使ってるなら、ティッシュ以外の手段をあげればいいだけ。
-
子ども用の布ふきん
-
ウエットティッシュ代わりのタオル
-
キッチンペーパー1枚ルール
「こっちを使おうね」と選択肢を増やすことで、ティッシュ一択じゃなくなるよ◎
🧠【対策⑤】消費記録で“見える化”するのもアリ
少し大きいお子さんには、
「今週は何枚使ったかな?」「来週はちょっとだけ減らせるかな?」という記録作戦も。
-
カレンダーにスタンプを押す
-
ティッシュ空箱で“ランキング”をつける
-
減らせたらシールをプレゼント!
怒らず、でもちょっと意識するだけで、子どもってちゃんと変わるんです。
.
子どもと一緒に“片づけ習慣”も身につけよう
ティッシュ問題って、「使いすぎ」だけじゃなくて、
“使ったあとの放置”も地味につらいところ。
床に落ちてるティッシュ、テーブルに残った丸めティッシュ…
親が拾ってばかりだと、イライラしちゃいますよね。
でもここ、“片づけの習慣化”を始めるチャンスでもあるんです◎
🧺【習慣①】「使ったら捨てる」をゲーム化して定着
「ゴミ箱に入れられたらポイントGET!」
「ティッシュシュートが成功したら今日のチャンピオン!」
…など、楽しく・わかりやすく“捨てる”ことを習慣化していくと、
不思議と子どもって率先してやるようになるんです。
🧺【習慣②】“片付けたらシール”作戦でモチベUP
使ったティッシュをちゃんと捨てられたら、シールを1枚。
5枚たまったら小さなおやつ、ごほうびカードなどのちょっとした成功体験があると、子どもはやる気になります◎
「片付けって楽しい!」という気持ちを育てると、長く続きやすいですよ。
🧺【習慣③】親の姿がいちばんの教材に
「どうしてうちの子、片づけないんだろう…」
そう思ったとき、自分も無意識に出しっぱなしにしてないかちょっとチェック。
子どもって、親の行動をよ〜く見ています。
「ママが使った後に、ティッシュちゃんと捨ててた」
それだけでも、子どもにとっては立派なお手本になるんです。
ティッシュ問題の裏には、
“ちょっとずつ生活スキルを覚えていく子ども”の姿がちゃんとあります。
大人が見守って、ほんの少し導いてあげれば、
今日のティッシュ使いすぎも、きっと明日の「できた!」につながっていくはず🍀
.
【まとめ】“ティッシュ問題”も、子どもの成長の証
子どもがティッシュをたくさん使ってしまうのも、
使ったあとに放置してしまうのも、
すべては「自分でやってみたい!」という気持ちの裏返し。
私たち大人から見たら「なんでそんなに…?」と感じる行動も、
子どもにとってはすべてがチャレンジであり、遊びであり、成長の一部なんですよね。
だからこそ、
少しの工夫とゆる〜いルールで、
“怒らず”“ガミガミ言わず”に乗り越えていけたら、きっとお互いラクになるはず◎
今日からできるのは、
✔ 1回1枚チャレンジ
✔ マイティッシュで満足感UP
✔ ゴミ箱にシュートでゲーム感覚
など、ささいだけど効果的な一歩たち。
「なんでこんなに減るの…」とため息をついていた毎日が、
「まあいいか、また今日も元気でよし!」に変わるかもしれません☺️
🔗関連記事
-
「ポケットティッシュ、なんでこんなに増えるの?|使いきれない原因と活用アイデア集」
👉 「ティッシュが家じゅうにあふれてる…」という方は、こちらも参考に! -
「ティッシュってすぐなくなる!?主婦のリアルな消費量&節約の工夫」
👉 ティッシュの“減りすぎ問題”を家計目線で考えたい方はこちら。 -
「外出時のティッシュ、どう持ってる?大人女子の持ち歩きケース&活用術」
👉 お子さん用にティッシュを携帯する時の工夫にも◎