人間関係がしんどいと感じたときに読む話|“いい人”をやめたら心がラクになった私の記録

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人間関係あれこれ
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気づかないうちに、人に合わせすぎていた私

「なんでこんなに疲れてるんだろう?」

原因がわからないまま、なんとなくしんどい日々が続く。そんな時期が私にもありました。 体調は悪くないし、仕事も特別つらいわけじゃない。 でも、朝起きるのがつらくて、誰とも話したくなくて、ずっと気持ちが重い——。

あとから気づいたのは、その疲れの正体が「人間関係」だったということ。

この記事では、私が経験した“人に合わせすぎていた日々”と、 そこから抜け出すまでの気づきや小さな変化をまとめました。

もし今、あなたが「人間関係がつらい」「誰かといると疲れる」と感じているなら、 少しだけ自分の心の中を見つめ直す時間になるかもしれません。

この文章が、あなた自身の声に気づくきっかけになりますように。

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どうしてしんどくなったのかわからなかった毎日

「人間関係に疲れてる」なんて、当時の私は全然気づいていませんでした。

むしろ、悩んでいる自覚すらなくて、 「なんかずっとダルい」「やる気が出ない」 そんなふうに自分を責めるばかり。

誰かと話すたびにちょっとした気疲れを感じて、 帰り道はどっと疲れているのに、その理由がわからなかったんです。

「自分がダメだから疲れるのかな」
「もっとちゃんとできたら、楽になるのかな」

気づけば、自分を責める思考のループにはまっていました。

でも今振り返ると、それは“人に合わせすぎていたサイン”だったんです。

誰かの機嫌に振り回されないように、 その場の空気を壊さないように、 一生懸命気を配って、気を遣って、無意識のうちに疲れていた。

それに気づけなかったのは、 「人間関係はしんどくて当たり前」って、どこかで思い込んでいたからかもしれません。

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“いい人”を続けていた自分に疲れていた

私は、ずっと「いい人」であろうとしてきました。 頼まれたら断れないし、嫌なことも笑顔で受け入れる。 相手が機嫌悪そうにしていたら、何か自分が悪かったのかな…と考えてしまう。

「感じがいいね」「気がきくよね」と言われるたびに、少し嬉しくなる。 でもその裏側では、どこかで“がんばりすぎている自分”に気づいていました。

嫌なことを「嫌」と言えない。 疲れていても「大丈夫です」と笑ってしまう。 本当はやりたくないのに、「やります」と言ってしまう。

そんなふうに、“自分の気持ち”より“まわりの空気”を優先して生きていたら、 いつの間にか、自分の本音がわからなくなっていました。

そしてある日、ふと気づいたんです。 「私、誰かに“嫌われないように”生きてるだけかも」って。

誰かに好かれることよりも、「嫌われないこと」を目指してる。だから疲れる。 それは「優しい」わけじゃなくて、「怖がっている」だけだったんだと思います。

そう気づいたとき、少しずつ「いい人」をやめる勇気が生まれました。

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手放したらラクになった3つのこと

“いい人”をやめようと思っても、最初はとても勇気がいりました。 でも少しずつ、無理しないことを意識しはじめたら、心がラクになっていったんです。

ここでは、私が実際に「手放してよかった」と思えたことを3つ紹介します。

1. 常に愛想よくいようとするクセ

以前の私は、誰に対しても笑顔でいなきゃと思っていました。 でも、疲れているときに無理して笑うのって、実はすごく消耗するんですよね。 「無理に愛想よくしなくてもいい」と思えるようになったら、 自分の感情にも、まわりの空気にも振り回されなくなってきました。

今は、挨拶だけで終わる日があってもいい。 黙って過ごす時間も、自分には必要な時間なんだと認められるようになりました。

2. 嫌なことも引き受けるクセ

頼まれると断れない。 「やりますよ」と言った後で、ぐったりする自分がいました。 でも、引き受けたことであとからモヤモヤするくらいなら、最初に「ごめんなさい」と言うほうが誠実だと気づいたんです。

勇気を出して断ってみたら、案外すんなり受け入れられて拍子抜けすることもありました。 「自分が断っても、世界はちゃんと回る」——これは大きな発見でした。

3. 相手の気分に振り回されるクセ

相手の機嫌が悪そうだと「私が何かしたかな」と考えてしまう。 でもそれって、相手の問題であって、自分の責任じゃないんですよね。

「今日はちょっと機嫌悪そうだな」と感じても、 必要以上に空気を読まない。 一歩引いて見るようにするだけで、心の疲れ方が全然違います。

誰かの感情まで背負い込まなくていい。 それに気づけたことは、自分を守るうえでとても大きかったです。

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信頼できる人は“気を遣わなくていい人”だった

「誰といるか」で、気疲れの度合いって全然違います。 それに気づいたのは、“気を遣わなくても平気な人”と過ごす時間が増えたときでした。

沈黙があっても気まずくない。 何か言わなきゃと焦らなくていい。 自分らしくいられて、変に取り繕わなくて済む——そんな相手との時間は、まるで深呼吸みたいに心地よかったんです。

逆に、「ずっと気を張っていた相手」との関係は、次第に距離が空いていきました。 それを“冷たいこと”だと思っていた時期もあったけれど、今は違います。

人付き合いって、濃さじゃなくて「安心できるかどうか」がいちばん大事なんだと思えるようになりました。

無理して仲良くしなくていい。 無理して話題を振らなくてもいい。 そんな関係があると、人間関係そのものに対する「しんどさ」も、少しずつ和らいでいくのかもしれません。

 

それでもしんどくなったとき、私がしている心の整え方

どれだけ人間関係を見直しても、時にはまた疲れてしまうことがあります。 人と関わる以上、100%ストレスフリーな関係なんて、きっと存在しません。

だからこそ私は、「しんどくなったら戻ってこられる場所」を用意しています。

それは、自分の気持ちを整理する“心の整え方”。

たとえば、こんなことをしています:

  • ノートに思っていることをひたすら書き出す
  • 1人で散歩して、自然の中で深呼吸する
  • 好きな香りをかいで気持ちを切り替える
  • SNSを見ない日をつくる

どれも小さなことだけど、自分をリセットする大切な時間です。

「今日ちょっと疲れてるな」と思ったら、無理に誰かと関わらなくていい。 「またがんばろう」と思えるまで、自分のペースで休めばいい。

そうやって、自分にとって心地よい距離感を保ちながら、人と関わっていく。 それが、私がようやく見つけた“人間関係との付き合い方”なのかもしれません。

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思いきって環境を変えたら、心も変わった話

「少しずつ変わろう」と思っても、自分の中の根深い疲れや思考グセって、なかなか手放せないことがあります。

私も最初は、日々の生活の中で“無理をしない工夫”を積み重ねていたけれど、正直「それだけじゃ足りない」と感じていました。

自分をまるごとリセットしたくなった

ある日ふと、「もう全部いったんリセットしたい」と思ったんです。 そのとき目に飛び込んできたのが、街の中なのに川と山が見える、陽当たりのいい3階のお部屋。

猫2匹と一緒に、まさに“エイヤッ”という勢いで引っ越しました。

引っ越しって体力もお金も使うし、リスクもある。 でも私にとっては、今までの生き方をいったん手放すための大きなきっかけになりました。

景色が変わると、気持ちも変わる

毎朝、窓から見える川と山の景色。 猫たちと日なたぼっこする時間。 そんな何気ない瞬間が、自分の心をじわじわ整えてくれました。

そして何より、「思いきれた自分」にちょっとだけ自信が持てたんです。

「私、ちゃんと動けたな」
「逃げてもいいって、自分に許せたな」

そんなふうに思えたことが、過去の私をそっと癒してくれました。

環境を変えるって、逃げじゃない

もし今、環境を変えたいと思っているなら、それは“甘え”でも“逃げ”でもありません。

私が実感したのは、「心のしんどさ」は、“場所”に影響されることが多いということ。

だから、思いきって新しい場所に身を置くことは、 自分の中にある“こうしなきゃ”という思い込みをほぐすためにも、とても有効だと感じています。

もちろん、すぐに環境を変えるのが難しい人もいるかもしれません。 でも、頭の中だけでも「もし引っ越すなら…」と妄想するだけでも、少し心が軽くなることもありますよ。

環境は、人生のリズムを変える力を持っています。 もし今、ちょっと疲れているなら、「今の場所、今の暮らし」でがんばり続けなくても大丈夫です。

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辞めたあとの“人間関係”の変化

職場や環境を変えると、人間関係の風通しが一気に変わることがあります。

私が退職を決めた理由も、実は「人間関係に疲れたから」でした。 でも、不思議なことに辞めた直後は“さみしさ”より“ほっとした気持ち”の方が大きかったんです。

気を張らなくていい毎日。 自分の心を守れる場所。 そんな感覚に包まれながら、「こんなふうに過ごせる時間もあっていいんだな」と、じんわり思えました。

もちろん、その分だけ人間関係もシンプルになりました。 付き合いは減ったけれど、無理のない関係だけが残ってくれたように感じます。

辞めてから連絡が途絶えた人もいるけれど、それはきっと「距離を置いてよかった相手」。 そして今でもつながってくれている人たちは、「本当に自分らしくいられる相手」。

そんな“人間関係の整理”が、私には必要だったのかもしれません。

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おわりに|“しんどさ”は、気づけたときが始まり

人間関係がしんどいと感じるのは、あなたが人を大切にしている証拠です。 でも、誰かを大切にするためには、まずは自分自身を大切にすることから。

私も長い間、それができずにいました。 でも、少しずつでも“自分の本音”に気づいていくことで、人生は確実に変わっていきました。

すべてを完璧にしなくても大丈夫。 少しずつでも、無理しない関係を選んでいけたら。

この記事が、あなたにとって心を整える小さなきっかけになりますように。

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