ティッシュって、気づくとどんどん減っていくもの。
節約のために使い方を見直したこともあるけれど、
ある日ふと「これって、本当に全部ティッシュじゃなきゃダメなのかな?」と思ったのがきっかけでした。
使いすぎを防ぐだけじゃなくて、
環境にも、お財布にも、やさしい暮らしができたら素敵かも──。
そんな気持ちから、わたしは思い切って、“ティッシュやめて布生活”をゆるっと始めてみました。
この記事では、
✔ティッシュをやめてみて気づいたこと
✔「正直ここは大変だった…」というリアルな本音
✔続けるための工夫や、家族の反応
✔そして、やってみて感じた変化
を、実体験ベースでまとめています。
「ちょっと気になってた!」という方は、ぜひのぞいてみてくださいね◎
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なぜ布にしてみようと思ったのか
きっかけは、いつものようにティッシュを補充していたときのこと。
「また買わなきゃ…」「減るの早いなあ」と、なんとなくモヤモヤしていたんです。
毎月何箱も買って、どんどん使って、すぐなくなって、また買って…
そんな“終わらないティッシュループ”に、ちょっと疲れていたのかもしれません。
そしてある日、SNSでふと見かけた「ハンカチで拭いてるだけでもけっこうイケるよ〜」という投稿。
「えっ、ほんとに?」と半信半疑ながらも、なぜかその言葉が頭から離れませんでした。
そこから少しずつ調べてみると──
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キッチンのちょっとした汚れ拭き
→ ふきんでOK -
洗面所の水はね
→ ハンドタオルでじゅうぶん -
手を拭く
→ タオル or 布巾 -
外出先の鼻かみ
→ 柔らかい布ハンカチで代用している人も
「これ、全部ティッシュじゃなくてもいい場面だったかも…?」と気づいたんです。
それなら、いっそやってみよう!
そう思って始めたのが、わが家の“布にしてみる実験”でした。
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実際どうだった?布にしてよかったこと・困ったこと
いざ“布生活”を始めてみると、思っていた以上にいろんな気づきがありました。
いいこともあれば、「これはちょっと面倒かも…」と思ったことも。
ここでは、正直ベースでお伝えしますね◎
✅ よかったこと
1. ティッシュの減りが激減した
まず感じたのは、「あれ、ティッシュ買ってない…?」という驚き。
明らかに減るスピードがゆっくりになり、買う頻度が半分以下になりました。
2. 「もったいない」がなくなった
汚れたら洗えばいいから、「これティッシュで拭くのもったいないな…」という罪悪感から解放。
心にもやさしい感覚がありました。
3. 布の手触りに癒される
意外だったのがコレ。
やわらかい布で手を拭くと、なんだかほっとするんです。
お気に入りのリネンやガーゼなど、素材を選ぶ楽しさもあります◎
⚠️ 困ったこと・気をつけたいこと
1. 洗い物が増える
布にすれば当然、洗濯物が増えます。
特に子どもがいると使用頻度も高く、ふきんが山積みに…。

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2. 家族の協力が必要
「えっ、これも布なの?」と戸惑う夫や子ども。
慣れるまでは「なんでティッシュないの?」と小さな反発も。
3. 外出時は少し不便
鼻をかみたい時や、急な汚れ対応など、外ではやっぱりティッシュが便利。
持ち歩き用にはポケットティッシュと布を使い分けると安心です◎
布に切り替えたことで、「本当に必要な時に使う」という意識も自然と育ちました。
この感覚は、ただの節約以上に、暮らしの“丁寧さ”につながっている気がします。
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布生活、こんな失敗もありました|白状します
ここまで、いいことばかり書いてきたけれど──
実はわたし、ちょいちょい布生活、ズルしてました。笑
たとえば疲れてる日やバタバタしているとき。
「今日はもう無理〜!」ってなって、
人には「布がいいよ」と言いながら、こっそりティッシュでドバッと拭く私がいました。
洗って干して…の手間が、どうしても重たく感じる日もあります。
👀 そして夫の“爆使いティッシュ事件”
布生活を始めてからも、我が家の夫はお構いなし。
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ご飯をこぼしてティッシュ5枚
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洗面所の水を拭いてティッシュ3枚
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お菓子の袋を開けたあと、手を拭いてさらに1枚…
「それ、布でいいやつじゃん!!」と何度思ったことか…。
ティッシュの空き箱がごみ箱から見えたときの、あの脱力感。
でも、それも我が家らしい“布生活のリアル”です。
🌱 完璧じゃなくても、意味がある
最初から全部布にしなくていいし、
疲れてる日はティッシュでもいい。
家族が布に慣れなくても、それはそれでOK。
できる範囲で、気持ちよく続けることこそが、
“暮らしに布を取り入れる”ということなんだと、失敗を通して気づきました。
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無理せず続ける“ゆる布生活”のコツと、ティッシュとの付き合い方
布生活は、ちょっとした工夫でグッと快適になります。
「全部を布にしなくちゃ!」とがんばりすぎず、自分に合った“ゆるい取り入れ方”を見つけるのが長続きのコツです。
🧺 ゆるっと始めるポイント
● 最初は1か所だけ布にしてみる
いきなり家中を布に変えようとすると、絶対に続きません。
たとえば、
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キッチンの“水しぶき拭き”だけ布に
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洗面所の手拭き用にハンカチを
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おしぼり代わりにふきんを使ってみる
など、「ここだけ布」を決めてスタートしてみるのがおすすめです。
● 洗い替え用を多めに用意しておく
洗濯が間に合わないと「やっぱり無理かも…」となってしまうので、
お気に入りの布を5〜10枚くらい常備しておくと安心。
乾きやすい素材(ガーゼ、リネンなど)を選ぶと洗濯もラクです◎
● ティッシュも“やめなくていい”
ここが一番大事なポイント。
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鼻をかむときはやっぱりティッシュが楽
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外出時はサッと使えるから便利
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家族が全員布に協力できるとは限らない
だからこそ、「ここは布」「ここはティッシュ」とシーンで使い分けるのが、心地いい続け方。
🌿 “やさしい暮らし”のすすめ
布を使うことで、
✔ゴミが減る
✔お金も少し浮く
✔使うたびに、なんだか気持ちが落ち着く
そんな“小さな変化”が、日々の生活をふわっと軽くしてくれました。
だからこそ、無理せず、できる範囲で。
「ティッシュを全部やめる」じゃなくて、
「必要なときに、必要なものを、大切に使う」──
それが、今のわたしにとってちょうどいい暮らし方です。
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布生活、やってみたい人へ|“最初の1枚”の選び方
「ちょっと気になるけど、何から始めたらいいの?」
「どんな布を選べばいいの?」
そんな人に向けて、わたし自身の経験もふまえて、
“最初の1枚”にぴったりなアイテムをご紹介します。
🧺 わたしのスタートは、100均のガーゼハンカチ
はじめて布生活を意識したとき、
買い物ついでにふと手に取ったのが100均のガーゼハンカチ。
やわらかくて、薄手で乾きやすい。
失敗しても惜しくない価格だし、「これならやってみようかな」と思えました。
実際に使ってみると、
✔テーブルのちょっとした拭き取り
✔おしぼり代わり
✔洗面所に置いておく手拭き用
など、使えるシーンが意外と多くてびっくり。
🧵 おすすめ・最初の布アイテム
種類 | 特徴と使いどころ |
---|---|
ガーゼハンカチ | 肌ざわり◎ 小さめサイズで持ち運びやすい |
リネンクロス | 吸水力が高く、乾きも早い 見た目もおしゃれ |
使い古しのタオル | 台ふきや床拭きなど 気軽に使えて大活躍 |
古着の切れ端 | カットして小さなふきんに ノーコストがうれしい |
最初は「1枚でOK!」
お気に入りの布が見つかれば、自然と“布っていいかも”が日常に溶け込んでくるものですよ。
「気になるけどムリかも…」と思っていた人にも、
「これならちょっとやってみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。
キッチンタオル キッチンクロス Sunnyday Fabric リネンクロス【S:45cm×32cm/M:45cm×45cm/L:45cm×65cm】 麻 リネン リネン ランチョンマット プレースマット ふきん 布巾 食器ふき ディッシュクロス 台ふき 手ぬぐい 鍋つかみ お弁当 フレンチリネン
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✅ まとめ|“ティッシュやめて布”で気づいた、小さな豊かさ
ティッシュをやめて、布に変える。
それだけのことなのに、
わたしの暮らしは少しだけ、ゆっくりになりました。
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減らないゴミ
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落ち着いて拭ける布の手ざわり
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使い方を「選ぶ」ことで生まれる丁寧な時間
決して完璧じゃなくていい。
疲れた日はティッシュでもいいし、家族が協力してくれなくても大丈夫。
それでも、「この一枚をちょっとだけ大切に使ってみようかな」と思える瞬間が増えたことが、わたしにとってはとても大きな変化でした。
最初の1枚は、ハンカチでも、古タオルでもOK。
“やさしい布生活”、あなたのペースでゆるっとはじめてみませんか?