猫と暮らしていると、いつの間にかラグやカーペットが毛だらけ…なんてこと、ありませんか?
毎日掃除してるのに、気づけばラグに絡まった毛がごっそり。コロコロでも取れにくくて、ちょっとストレス…。
わが家にもそんな悩みがあり、いろんなラグを試しては失敗をくり返してきました。
でもある日、「素材によって毛のつき方って全然違うんだ…!」と気づいてから、ラグ選びが一気にラクに。
今回は、そんな猫の毛と毎日向き合ってきた私が見つけた“毛が絡みにくい素材選びのコツ”と、実際に使ってよかったおすすめアイテムをご紹介します。
同じ悩みを抱える方のヒントになればうれしいです。
猫の毛がつきにくいラグってどんなの?
猫の毛が気になるなら、まず注目すべきはラグの「素材」と「織り方」。
見た目がかわいくても、毛足が長かったり静電気が起きやすい素材は、毛がからんでとにかく取れにくいんです…。
逆に、掃除のしやすさを優先して選べば、毛のストレスがグッと減ります。
つきにくいのは「毛足が短い」「目が詰まった素材」
ポイントはこの2つ:
-
毛足が短くて、凹凸が少ないもの
-
織り目がしっかりしていて、毛が中に入りこみにくい素材
おすすめなのは、以下のようなタイプです。
-
平織りタイプ
(ループパイル・タイルカーペットなど) -
ポリプロピレン・ナイロンなどの化学繊維
-
天然素材では「い草風」「麻」など表面が滑らかなもの
特にポリプロピレン系は、毛が絡みにくい&静電気が起きにくいので、ルンバや掃除機との相性も◎
「掃除してるのに毛が残る…」という悩みがかなり減ります。
逆に毛がつきやすいラグは?
避けたいのは、以下のようなラグです。
-
フランネルやシャギーなど毛足が長い素材
-
ふわふわ・もこもこ系の見た目重視ラグ
-
ウール素材など、静電気が起きやすい天然繊維
うちでも以前、冬用に買った“ふわふわラグ”が大失敗…。
掃除しても毛が奥に入りこんで取れず、ルンバにも絡まるし、猫が粗相したら洗えず処分することに😢
素材の違いだけで、掃除の手間が大違いになります。
次は、実際にわが家で「毛がつきにくい!」と感じたラグを紹介しますね。
.
うちの猫がラグを変えてくれた話|リアル失敗→成功エピソード
「このラグ、気に入ってくれるかな?」
と、最初は猫のためを思ってふわふわのラグを選んでいました。
とにかく肌ざわりがよくて、いつも真ん中でゴロンと寝転んでる姿に癒されていたのですが…
気がつくと、そのふわふわラグにはびっしり毛が絡みつき、掃除しても取りきれない毎日に。
コロコロでは追いつかず、掃除機のヘッドが動かないくらい毛が詰まったことも…。
しかも、猫がごはんのあとにちょっと吐いてしまうと、その毛足の奥にまで染みてしまって洗っても落ちないんです。
見た目は可愛いのに、どんどんラグに対するストレスが増えていきました。
ある日思いきって、「素材を変えてみよう」と決意。
フラットな麻素材のマットを小さめに敷いたら、なんと、毛が絡まらない!ルンバがスイスイ通れる!
なにより、猫自身もそこで香箱座りしてのんびり過ごすようになったんです。
いまではその“ちょっと無機質な”マットが、猫も人も心地よく暮らせる場所になっています。
ラグ選びを変えたのは、ある意味うちの猫のおかげかもしれません。
.
ペットと暮らす家におすすめ!“毛がつきにくかった”ラグ実例
「結局、どれがいいの?」という声にお応えして、実際に使ってみて「これは毛が絡みにくくてラクだった!」と感じたラグ&マットを3つご紹介します。
①ニトリ「い草風ラグ」レビュー|夏にも快適で掃除ラク!
ラグ い草調カーペット|お手入れ簡単ラグ 畳みラグ ラグ 夏用 2畳 3畳 4.5畳 6畳 8畳 江戸間 いぐさ 井草 ござ ラグマット ごろ寝 おしゃれ 春夏 涼感 nissen ニッセン
まず最初におすすめしたいのが、ニトリの「い草風ラグ」。
本物のい草ではなくポリプロピレン素材でつくられているので、お手入れが簡単なのが最大の魅力。
-
毛が絡まず、表面に乗っているだけなのでルンバやコロコロでサッと取れる
-
夏はさらっと快適で、猫がゴロゴロしやすい肌ざわり
-
水拭きOKで、食べこぼしや猫の吐き戻しにも対応できる
おしゃれな柄も多く、リビングに敷いても“いかにも感”がないのもうれしいポイントです。
②ペット用爪とぎ麻マット|ラグの上にプラスで毛対策に!
【8%OFFクーポン 7/15迄】ペットマット 爪とぎ 滑らない 爪とぎマット 防滑 爪とぎ 爪研ぎ 猫用 猫 犬 ラグ 夏用 ラグマット 夏 厚手 ズレない 滑り止め 洗える サイザル麻 ペットラグ 絨毯 ペットカーペット サイザルカーペット フローリング リビング マット 廊下
次に紹介したいのが、天然麻素材の爪とぎマット。
もともとは猫の爪とぎ用ですが、これがラグの毛対策にもかなり優秀なんです!
-
表面が平らで、猫の毛が絡まない&たまりにくい
-
40×60cmほどのサイズで、ラグやカーペットの上に部分敷きできる
-
猫が気に入って寝転んだり、爪とぎしてもボロボロになりにくい
わが家では楽天で購入したものを使っていますが、拭き掃除が簡単で、気になる場所にだけ敷けるのも◎
ルンバが当たってもズレにくく、ストレスが少ないです。
③洗えるタイルカーペット|汚れた部分だけ取り外せて便利
タイルカーペット 洗える 東リ 40×40 吸着 滑り止め ずれない 置くだけ ファブリックフロア アタック350NE リップルパレットネオ 40cm角 パネルカーペット 無地 ライン柄 床暖OK 防音 日本製 ペットにおすすめ
最後にご紹介するのは、「洗えるタイルカーペット」。
-
1枚ずつ取り外せるので、汚れた部分だけ洗えるのが最大のメリット
-
毛も表面に浮きやすく、コロコロや掃除機で取りやすい
-
敷き詰めれば見た目もすっきり、賃貸でも使いやすい
ホームセンターや楽天でも豊富に扱っていて、カットして自由にレイアウトできるのも便利。
猫の毛+子どもの食べこぼしにも対応したい家庭には、特におすすめの選択肢です。
我が家では上品な茶系で揃えていて、ぱっと見もおしゃれで、汚したところだけサッと水洗いしてあとは洗濯機に放り込んでいます。走ってすべって足を傷めることがないので、長毛の子にも安心なんですよ。
.
猫の毛がつきにくいラグの選び方|5つのチェックポイント
お店やネットでラグを見ていると、どれも良さそうに見えて迷ってしまいがち…。
そんなときは、以下の5つのチェックポイントを意識してみてください。
「見た目」よりも「お手入れのしやすさ」を重視することで、掃除の手間も気持ちもラクになりますよ。
✅① 毛足は短く、凹凸が少ないものを選ぶ
毛がからみにくいのは、やっぱり毛足が短くて平らなラグ。
ループパイルや平織りなど、表面がツルッとしたタイプが◎です。
見た目がもこもこしているものほど、毛が絡みやすくなります。
✅② 繊維の目が詰まっている素材を選ぶ
織りが甘く、目が粗いラグは、毛が奥まで入りこんでしまって掃除がしにくいんです。
目の詰まったナイロンやポリプロピレン系なら、コロコロでスルッと取れるのでかなり楽!
✅③ 滑り止め付き or ずれにくいものを
猫が走り回ると、ラグがずれてしまうこともしばしば…。
滑るとルンバや掃除機の動きにも支障が出るため、裏面がノンスリップ仕様のラグがおすすめです。
市販の滑り止めシートを組み合わせるのも◎
✅④ 拭き掃除できる素材 or 洗えるもの
掃除機やコロコロで取りきれない毛も、水拭きできる素材ならまとめてお手入れ可能。
さらに、洗えるラグなら猫の吐き戻しや粗相にも安心です。
✅⑤ 色選びも重要!毛が目立ちにくいカラーを
白や黒など、毛の色と対照的なラグは毛が目立ちやすいので注意。
猫の毛色に近いグレーやベージュ系を選ぶと、多少の毛があっても気になりにくくなります。
この5つを意識して選べば、
「せっかく買ったのに毛が大変…!」という後悔を減らせます◎
.
買う前に見て!ラグ購入時の注意点チェックリスト
ネットでも店舗でも、「これだ!」とラグを見つけても、
買ってから「思ってたのと違った…」と後悔する人は意外と多いんです。
そんな失敗を防ぐために、ラグを購入する前にチェックしたいポイントをまとめてみました👇
✅購入前のチェックポイント7つ
-
素材に「ペット対応」「毛がつきにくい」と明記されているか?
→ 商品説明に書かれているかを確認。明記がない場合は要注意。 -
「拭ける」「洗える」などお手入れ方法が明確か?
→ 吐き戻しや粗相への対応を想定。水洗いNGは避けたい。 -
滑り止め(ノンスリップ加工)の有無
→ 滑りやすいラグはルンバや掃除機に引っかかりやすい。 -
厚さや硬さに注意
→ 厚すぎると掃除機のヘッドが浮いてしまい、掃除しにくくなることも。 -
サイズが空間に合っているか?
→ 「あと5cm大きかったら…」という失敗、実は多いんです。 -
カラーは毛色との相性を考慮する
→ 白系は黒毛が、黒系は白毛が目立つ。中間色が無難。 -
口コミに「ペットと暮らしてます」と書かれているか?
→ 使用者のレビューをチェック。写真付きレビューは特に参考になります。
ちょっとしたポイントに気をつけるだけで、
「毛がつきにくいラグ」との出会い方がガラッと変わります。
せっかくのお買い物。暮らしをラクにしてくれる相棒を選びたいですね🐾
.
ラグなしという選択肢もアリ?
猫と暮らしていると、「そもそもラグって必要?」と思う瞬間があるかもしれません。
実際、ラグを敷くのをやめたことで“掃除のストレスが減った”という声も多くあります。
🐾ラグなしのメリットとは?
-
毛がからまる場所が減り、掃除が格段にラク!
-
ルンバや掃除機が引っかからずスムーズに動く
-
猫が吐いてもすぐ拭き取れてシミにならない
-
カビやダニの心配が減る(特に梅雨時期に◎)
ラグのない床は、最初は「なんだか殺風景?」と感じることもありますが、
実際には清潔感があり、空間が広く見えるという声も。
🐾ジョイントマットや部分使いでの工夫も
完全にラグなしにするのが不安な方は、
-
ジョイントマットを必要な範囲だけ敷く
-
ペット用のマットを部分敷きにする
など、“敷きすぎない暮らし”にシフトしている家庭も多いです。
わが家もラグを一部撤去してから、
ルンバが静かに通り抜けるようになって、猫も人も快適に。
ラグは絶対必要なものではありません。
「敷かないことでラクになる」選択肢も、十分アリなんです。
.
実際どう?ペットと暮らす読者の声
「毛がつかないラグって、実際どうなの?」
「他の人はどうしてるの?」
そんな声に応えるために、SNSや知人、口コミサイトからリアルな声を集めてみました。
📢 ラグ派 vs ラグなし派のリアルボイス
ラグあり派の声
「い草風ラグに変えたら毛の掃除が本当にラクに。ルンバも詰まらなくなった!」
(40代女性・猫2匹)「見た目重視でふわふわラグを選んで後悔…。毛が絡まって掃除が地獄すぎた」
(30代女性・長毛猫)「洗えるタイルカーペットにしたら、猫の吐き戻し後も1枚だけ洗えばOKで助かった!」(50代主婦・犬&猫)
ラグなし派の声
「ラグを思いきって全部なくしたら、ルンバの動きがスムーズに。掃除もストレス激減!」(40代男性・猫)
「猫がよく吐くので、ラグを置くのをやめた。フローリングの方が断然ラク!」
(30代主婦・猫1匹)「小さい子どもと猫がいるから、ジョイントマット+麻マットだけにしたらちょうどよかった」
(40代女性・猫&幼児)
家族構成や猫の性格、家の広さによっても正解はさまざまですが、
「毛の掃除がラクになった」と感じる人の多くが、素材や敷き方を見直していました。
.
まとめ|猫の毛と上手に付き合う“素材選びと暮らし方”
猫との暮らしで避けられない「毛の悩み」。
でも、ラグの素材や敷き方を見直すだけで、掃除のストレスがぐっと減ることを、わが家の体験を通して実感しました。
今回ご紹介したポイントを振り返ると…
-
✅ 毛足の短い、目の詰まった素材を選ぶ
-
✅ ポリプロピレンや麻など、毛が絡みにくい素材に注目
-
✅ 滑り止めや水拭き対応など、掃除のしやすさ重視で選ぶ
-
✅ ラグなし・ジョイントマットなど、あえて敷かない選択もあり
-
✅ 実際に使った人の口コミやレビューも参考にしてみる
そして何より大切なのは、“完璧じゃなくてもいい”という気持ちのゆるさ。
猫の毛はゼロにはならないけれど、掃除や気持ちがラクになる方法はちゃんとあるんです。
「毛が気になってイライラする…」そんな日々を少しでも軽くするために、
今日からできるラグ選び、見直してみませんか?
🔗 関連記事
🧹 ルンバって本当に“猫の毛”に強い?犬の毛もOK?|ペット家庭のリアルな使い心地レポ
ラグの毛問題と同じくらい悩ましいのが、床の掃除どうするか問題。
わが家では、猫の毛対策としてルンバを導入したことで、かなり家事負担が減りました。
でも実際には「ルンバって本当に毛を取ってくれる?」「ペットが怖がらない?」など、気になる点もいっぱい…。
実際に使ってわかった、猫や犬と暮らす家ならではのリアルな使い心地をこちらの記事で詳しくレポートしています👇
▶ ルンバって本当に“猫の毛”に強い?犬の毛もOK?
🧺 ペットの毛がつかないタオル探してみた|ふわふわは要注意?
猫の毛が気になるのはラグだけじゃありません。
洗濯したてのタオルにまで毛がついていると、なんだかがっかりしてしまう日も…。
そこでわが家では「毛がつきにくいタオル」を探して、本気でいろいろ試してみました。
素材や織り方によって、ここまで違うとは思わなかった…!そんな発見とおすすめアイテムをまとめたのがこちら👇
▶ ペットの毛がつかないタオル探してみた