「もらって困る…」人からの贈り物、どうしてる?気まずくならない対処法7選

広告

人間関係あれこれ
スポンサーリンク

誰かからの贈り物――気持ちはありがたいのに、
「正直、ちょっと困ったな…」と思ったことはありませんか?

お中元やお歳暮、旅行のお土産やちょっとした差し入れ。
好みに合わなかったり、すでに持っていたり、
「どうしよう」「置き場所がない…」と頭を抱えてしまうこともありますよね。

もちろん、贈ってくれた相手には何の悪気もありません。
むしろ自分のことを思ってくれたその気持ちは、ちゃんと受け取っているつもり。
でも…そのまま使わないまま眠っていたり、
片づけのたびに罪悪感を抱いたり――
なんとなくモヤモヤが積もっていくのも事実です。

さらに、毎年同じように届く“定番ギフト”や、
毎回なにかを贈ってくれる相手に対して、
「できればもうやめたいけど、どう伝えたら…?」と悩むことも。

この記事では、そんな「もらって困るけど、失礼にならないようにしたい」という時のために、
気まずくならない“手放し方”と、やんわり断るための伝え方をまとめました。

自分の心も、相手との関係も、大切にしながら。
やさしく向き合うヒント、一緒に見つけてみませんか?

スポンサーリンク

\お買い物マラソン開催中/ 楽天ランキングペ ージはこちら<PR>

もらって嬉しくない贈り物、実は多い?

「贈り物は気持ちだから」「ありがたいと思わなきゃ」とは思うものの、
実際には「どう使ったらいいのか分からない…」と困ってしまうケースも少なくありません。

たとえば、こんな“もらってちょっと困ったもの”ありませんか?

■ 好みに合わない食べ物やお酒

家族全員が甘いものが苦手なのに、毎年届く高級スイーツ。
お酒を飲まないのに、立派な地酒セット。
冷蔵庫で出番のないまま賞味期限を迎えてしまい、
「申し訳ないけど処分するしかなかった…」という声も。

■ 香りの強い入浴剤・ボディケア用品

肌に合わなかったり、香りが苦手だったり。
気軽には使えず、引き出しの奥にしまいっぱなし。
「なんとなく人には譲りにくい」アイテムの代表格です。

■ 大きすぎる雑貨や趣味に合わないインテリア

場所を取る置物や、テイストが家と合わないインテリアグッズ。
「これを飾らないと悪いかな…」というプレッシャーで、
ずっとクローゼットにしまったままになっていることも。

■ 毎年恒例の“義理”ギフト(お中元・お歳暮など)

気持ちはありがたいけれど、毎回同じようなセットが届き、
正直使いきれない、飽きてしまった…というケースも。


こうした“もらって困る贈り物”は、
誰にでも一度は経験があるのではないでしょうか。

もちろん気持ちは受け取りつつ、
無理せず上手に対処する方法があってもいいはず。

次の章では、そんな時に役立つ「気まずくならない対処法」を7つ、ご紹介していきます。

.

気まずくならない“対処法”7選

もらった物をそのまま取っておくのも、
捨てるのも気が引ける…。そんな時に、
相手の気持ちも大切にしつつ、自分の心も軽くなる方法を7つ紹介します。

① 家族や友人に「もらってくれない?」と声をかける

「うちは使わないけど、誰か必要な人いないかな?」と家族に聞いてみると、
意外と「ちょうど欲しかった!」「使ってみたかった」という反応があることも。

たとえば、好みが合わなかった入浴剤も、香りが好きな友人に渡せば喜ばれるかもしれません。
「いただきものなんだけど、よかったらどうぞ」と言えば、押し付け感もありません。

② フリマアプリやリサイクルショップで手放す

未使用品であれば、メルカリやラクマなどのフリマアプリに出品するのも一つの手段。
ブランドのタオルセットや調味料の詰め合わせなどは、意外とニーズがあります。

「誰かに使ってもらえるなら」と思うと、罪悪感も少しやわらぎます。
近所のリサイクルショップに持ち込めば、すぐに手放せて手間もかかりません。

③ 地域のバザーや福祉施設への寄付を検討する

地域の福祉バザーや子ども食堂、支援団体などに寄付できるものもあります。
食品は賞味期限内、雑貨類は未使用品が基本ですが、
「どこかで役立ててもらえたら」と思えると、手放すことに前向きになれます。

④ 職場やご近所で「使ってもらえそうな人」に声をかける

たとえば、「このお菓子、家族が食べないのでよかったら…」と職場に持っていくと、
休憩時間に配って喜ばれることもあります。

ただし、相手との関係性を見ながら、
「強引な押しつけにならないように」気配りを忘れずに。

⑤ いったん保管して、“心の区切り”がついたら手放す

「今はまだ手放す気になれない…」というときは、無理に処分しなくてもOK。
気持ちの整理がつくまで一時保管して、
「やっぱりうちでは使わないな」と思えた時にそっと手放すのもアリ。

時間をおくことで、罪悪感がやわらぐこともあります。

⑥ “再ギフト”として使う(ただし注意も必要)

状態の良いものや未開封のギフト類は、
別の人へのプレゼントに“再利用”できる場合もあります。

ただし、注意したいのは
✔贈ってくれた相手と関係性が近い人には回さない
✔賞味期限やラッピング状態はしっかり確認
✔「いただき物の再利用」だと伝わらないよう配慮

再ギフトは“使わずに眠らせるより活かせた方がいい”という考え方で、
上手に使えれば◎です。

⑦ “ありがとう”の気持ちだけ受け取って、処分する

一番むずかしく感じるかもしれませんが、
「気持ちはありがたく受け取って、物は手放す」という選択肢もあります。

自分の暮らしや心地よさを守るために、
「これは今の自分には必要ないな」と思ったら、
こっそり処分することも“あり”だと私は思います。

物よりも、“贈ってくれた気持ち”を受け取っていれば、それで充分。
そのやさしさを忘れずにいれば、バチなんて当たりません。

.

もらった側の“罪悪感”との向き合い方

贈り物を手放すとき、
「申し訳ない」「せっかく選んでくれたのに」と、
なんともいえない罪悪感に包まれることがあります。

とくに、相手がやさしい人だったり、
高価そうなものだったりすると、その気持ちはより強くなりますよね。

でも、こんなふうに考えてみてください。

■ 気持ちは、ちゃんと受け取っている

「自分のことを思って、贈ってくれたんだな」
そう思えた時点で、その“心”はしっかり受け取れています。
贈り物は、物よりも“思い”が伝わることが大切。

実際に使うかどうかよりも、
「ありがとう」という気持ちを持つことの方が、ずっと大事なんです。

■ 自分の暮らしを優先してもいい

ものを持つことには、管理する時間やスペースが必要です。
「捨てたら悪い気がする」だけで、
心地よい暮らしが圧迫されてしまうなら、本末転倒。

もらったものすべてを抱え込む必要はありません。
自分の暮らしや気持ちを大切にすることも、
“贈り物に対する誠実な向き合い方”のひとつだと思います。

■「ありがとう」と言って手放せば、それでいい

誰かの思いやりを、私たちはちゃんと感じている。
でも、その優しさに応えようと無理をする必要はありません。

ありがとう。
でも、今の私にはちょっと難しいな。
――その気持ちがあれば、きっと大丈夫です。

.

もらってうれしかった!ギフトの思い出

いらなかったものの話だけじゃ、なんだか心がチクチクしてしまうから――
ここでは「これは嬉しかった!」という、心に残る贈り物の記憶を少しだけ。

ほんの小さな気づかいや、
自分では選ばないものとの出会いが、
ふと心をほどいてくれることもあります。

■ 好みを覚えていてくれた贈り物

「前に好きって言ってたよね」と渡された紅茶。
「これ、あなたっぽいと思って」と選んでくれた小さな雑貨。

モノより“自分を覚えていてくれたこと”がうれしくて、
しばらく使わずに大切に取っておいた、なんてことも。

■ 使い切れる“消えもの”はやっぱり助かる

上質な調味料や、おしゃれなパッケージのお菓子。
バスソルトやタオルなど、使えばなくなる“消えもの”は、
場所を取らず、気軽に楽しめてとてもありがたい存在です。

「気持ちもいただいて、生活にも役立つ」――そんな贈り物は、
暮らしの中にすっとなじんで、ふっと心を軽くしてくれます。

■ 自分じゃ買わないけど、あってよかったもの

「高価すぎて自分では買わないけど、使ってみたら手放せなくなった」
そんなギフトに出会えるのも、贈り物ならではの魅力かもしれません。

思いがけないものとの出会いが、
新しい好みや、暮らしの“ちょっとしたアップデート”になることも。


思いを込めて贈られたものが、
こうして誰かの記憶に残るのって、すてきなことですよね。

だからこそ、「嬉しかった」と思える経験を大切にしながら、
「困ったとき」にもやさしく対処できるようになりたいものです。

.

できればもう…そんな時の“やんわり断る”伝え方

贈ってくれる気持ちはうれしいけれど、
「毎年のやりとりが負担になってきた」
「もうモノを増やしたくない」
そんなふうに感じる瞬間も、正直ありますよね。

でも、正面から「もういりません」と伝えるのは、とても勇気がいること。
ここでは、相手を傷つけず、やんわりと断るための言い方をいくつかご紹介します。

■ パターン①:「今の生活にちょっと合わなくて…」と理由を添えて

✔「最近は物を増やさないようにしていて…気持ちだけで十分うれしいの」

✔「体質の関係で、食べ物の制限があって…お気持ちだけありがたく受け取りますね」

暮らしの変化や体調などを理由にすると、相手も納得しやすいです。

■ パターン②:「お気遣いなく…」と前もって伝えておく

✔「毎回いただいてばかりで申し訳ないので、今後は本当にお気遣いなくね」

✔「今年はお互いナシにしませんか?そのぶん、またお茶でもしましょう」

事前に伝えておくことで、“贈らなきゃ”の負担をお互いに手放せることも。

■ パターン③:代わりの形を提案する

✔「プレゼントより、一緒にランチでもできたらうれしいな」

✔「お返しのやりとりより、元気な顔を見られるほうがうれしいかも」

“別の喜び方”を提案すると、角が立ちにくくて自然です。

■ 無理して続けるより、関係を大切にすることが本当の思いやり

贈り物を断ることは、冷たいことではありません。
お互いに無理をしない関係のほうが、かえって長くつづくもの。

ほんの少しだけ勇気を出して、自分の気持ちも大切にしてあげてくださいね。

.

そのまま使える!やんわり断るテンプレ例文集

◆ 家族・親戚など親しい間柄の場合

✔「いつも気にかけてくれてありがとう。でも最近は物をなるべく増やさないようにしてて…気持ちだけで十分うれしいの」

✔「体調の都合で食べ物に気をつけてるから、気を遣わないでね。あなたの気持ちだけでじゅうぶん嬉しいよ」

◆ ご近所さんや職場など関係を崩したくない相手に

✔「いただくたびに恐縮してしまって…今後はどうかお気遣いなくお願いしますね」

✔「今年は何もいらないって思ってたところだったんです。お気持ちだけありがたくいただきますね」

◆ 毎年恒例になってしまっている贈り物に対して

✔「お中元やお歳暮、今後はナシにしませんか?そのぶん、お互い気楽に過ごせたらと思って」

✔「贈り合いの習慣をそろそろやめてもいいかなって思ってるんです。どうぞお気遣いなくね」

◆ やんわり“代わりの提案”をするパターン

✔「そのぶん、今度お茶でもご一緒できたらうれしいな」

✔「物じゃなくて、こうして話せる時間のほうがずっと嬉しいです」

どれも、「ありがとう」の気持ちをちゃんと伝えた上で、
距離の取り方や負担を軽くする提案になっているので、相手にもやさしく伝わります。

.

まとめ|感謝の気持ちと、心地よさのバランスを

贈り物は、本来とてもやさしいもの。
相手のことを思う気持ちから生まれる行為だからこそ、
「いらない」なんて口が裂けても言えない…と、つい自分の気持ちを後回しにしてしまいがちです。

でも、使わないまま眠らせてしまったり、
罪悪感を抱えながら無理に取っておくのは、きっと誰のためにもなりません。

大切なのは、“ありがとう”という気持ちをちゃんと受け取りながら、
自分の暮らしや心地よさを守ること

手放す方法は、決して“冷たいこと”ではありません。
やさしく、誠実に向き合うための選択肢でもあるのです。

🌿関連記事

🧺「あれ…差し入れ、自分だけもらってない…?」
「ほかの人にはあったのに、私だけスルー…なんだか気まずい…!」

ちょっと切ない“もらわない立場”のリアルな気持ちに寄り添う記事はこちら👇
差し入れ・贈り物が“自分だけない”ときの対処法|気まずい空気を軽くするヒント

タイトルとURLをコピーしました